8月4日から9日の約1週間、京都に行ってきました。目的は老舗和菓子屋さん「関製菓本舗」でのアルバイト。

普段なかなかできない経験をしてきましたので、ちょっくらまとめてみます!チェケラ!

 

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働くこととなった経緯

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たまたまある飲みの席で、関製菓本舗の次期社長である関雄介さんに出会いました。

京都の老舗和菓子屋の社長とお知り合いになれることなんて中々ありません。チャンスだと思い、その場で働かせてもらえないかと打診してみると、「全然かまへんで。」と。軽い、、

翌日すぐに、いただいた名刺のメールアドレスに連絡しましたところ、正式にやらせていただけるということに!

京都までの移動と宿を手配し、飲み会から1か月半後に実現しました。

 

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関製菓本舗について

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まずは関製菓本舗という会社についてまとめてみます!

 

[wc_fa icon=”check-square-o” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]創業93年の京菓子老舗

創業は大正11年。5代に渡る伝統的な家族経営で、煎餅をはじめとする京菓子を作り続けてきました。

[wc_fa icon=”check-square-o” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]「コロン」や「シガール」の元ともなる巻菓子の発祥

グリコの「コロン」やヨックモックの「シガール」といった巻菓子の本家です。創業者の関藤一さんが商品開発し、世の中に広めていったそう。

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[wc_fa icon=”check-square-o” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]年商は3億円!

自社ブランド以外にも委託製造も引き受けており、年商はなんと3億円超。さすがは京菓子のシニセ!

[wc_fa icon=”check-square-o” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]こだわり抜いた原材料を使用

関製菓本舗の和菓子は決して安くはありません。なぜなら、質の高さと安全性に配慮した最高級の原材料を使用しているからです。

[wc_fa icon=”check-square-o” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]かつては皇室御用達

かつでは宮家の高松宮に商品を献上していました。店頭にはその御礼状も!!

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[wc_fa icon=”check-square-o” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]先代社長は音が鳴る信号機の導入を進めた人

2代目社長の関五郎さんは障害者支援に力を入れており、何かの会の会長を務めていた方です。(うろ覚え)

なんと、青になると音のなる歩行者用信号機の全国的な導入を成し遂げたのも五郎さんです。

 

と、由緒正しき伝統ある会社なんです!(何も知らないまま飛び込んだのですが、天皇のくだりを知ったときは慄きました、、)

関製菓本舗HP

 

 

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仕事内容

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製造の雰囲気が伝わるよう40秒の(雑な)動画を作ってみたのでどうぞ!

生地作りから製造、梱包まで一括して関製菓本舗の工場で行っています。その中で実際にやらせていただいたことをまとめます!

やったこと7つ

[wc_fa icon=”check-circle-o” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]職人の手伝い

機械を動かしている職人の手伝いです。職人の方々は、その日のコンディションによって質感の異なる生地を一定の品質の商品にするため、1枚1枚丁寧に焼いていきます。しかも、それらを動き続ける機械のスピードに合わせなければなりません。

製造中に機械を離れる余裕はないため、僕のような下っ端がサポートします。商品箱の入れ替えや職人のためのドリンクの用意といったことをやりました。

[wc_fa icon=”check-circle-o” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]煎餅のバリ取り

製造の過程で出来てしまう煎餅のバリをとります。地味な作業ですが、見た目の綺麗な煎餅を作るために欠かせない工程です。

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[wc_fa icon=”check-circle-o” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]焦がしバター

大きな鍋で焦がしバターを作ります。[wc_highlight color=”green”]これが僕に課された最大のタスクでした。[/wc_highlight] 1日に少なくとも45kgの焦がしバターを作ります。多い日にはそれが90kgになることも。4日間で300kgの焦がしバターを作りました。多分ですがこれほどのバターを見ることはもうないっす、、笑

作った焦がしバターは翌日生地となり、その生地から2万枚の和菓子が作られます。

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[wc_fa icon=”check-circle-o” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]配達

京都駅などの卸し先に配達します。

その際に一番大切なのは、納品書に記載されている商品の個数と消費期限が合っているかの確認作業です。これが間違ったまま納品・販売してしまった場合、最悪リコールとなり、莫大な損失が出ます。それが原因で倒産してしまう製造業者もあるよう。間違えないよう何重にも確認作業が行われます。

[wc_fa icon=”check-circle-o” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]新商品開発

関製菓本舗では、代々受け継いできた伝統的な商品が中心である一方、時代のニーズに合わせた新商品の開発にも精力的に取り組んでいます。毎年発売される新商品の数は数十種類超。

その新商品開発のためのサンプル作りをしました。生地の材料の微妙な配分を何度も調整し、目指す味になるよう仕上げていきます。

[wc_fa icon=”check-circle-o” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]学校との打ち合わせ

京菓子業界の他の会社とも協力し、京菓子を次の世代に残すための授業を学校で開催します。授業の内容は、バリバリ現役の職人さん指導のもと、実際にお菓子作りを体験してもらうというもの。

参加する生徒は何人で、時間はどのくらいで、お金のやり取りはどうするか、といったことを学校と打ち合わせします。

[wc_fa icon=”check-circle-o” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]異業種交流会

BNIという団体が主催する異業種交流会に参加しました。ここで作ったつながりから仕事が生まれることも多いそう。りふぁれんすマーケティングっていうらしい。

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仕事外では

仕事終わりには雄介さんに毎晩のように飲みに連れて行っていただきました。

八百屋と野菜バーの経営者や、ブランドショップの経営者、お寺コンサルタントや平清盛の末裔など、色濃い素敵な方々にお会いしました。

雄介さんご自身が昔やんちゃなさっていたこともあり、会う人会う人強者で、、京都の夜の街はコワイですね。

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まとめ

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短い間でしたが色々なことが経験できるよう配慮していただき、製造業がどのように回っているかという勉強になりました。特に衛生と流通に関しては現在やっているコーヒー事業に活かせるところが多いにありそう。

雄介さんに教わった身だしなみを整えること、段取りを考えることといった仕事をする上で基本となることは今後大切にします。

また、普段会えないような人に会う中で思ったことは、人の魅力は結局その人が面白いかどうかだということで、肩書きや学歴・経歴は関係ないこと。コイツは面白いやつだ!と思ってもらえるようになりたいものです。

そして、職人さんの技術や拘り、製造に携わる人の苦労(バターは本当に大変)に生で触れたことで、和菓子がこれまでより美味しく感じるように、、!東京に帰るときに膨大な量の和菓子をいただいたのですが、すでになくなり、もう恋しいです。笑

まだ夏休みだし、暇だし、もっかい京都行こう、、

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